2016年5月10日火曜日

子供のように

毎日を丁寧に過ごしたい、という

心の底から、祈るような気持ちがある。



二度と出会うことのない

【いま、ここ】の世界


なんてことのない世界に見えて

そこには、いつだって、奇跡しかないんだ。




毎日を丁寧に生きる、という言葉だけで

頭の中には、勝手にイメージが膨らんでいく。


いわゆる、オーガニックで、ヘルシーな暮らし。

いつも、なんだか、そのようなものを追ってきた気がする。


しかし、思い描くような暮らしには遠く及ばず

そんな自分を責めるような気持ちを抱いて、落ち込んだりする。


その度、私は

目の前の【いま、ここ】を逃していた。





今、目の前で寝ている息子は

《毎日を丁寧に生きたい》なんて、想うだろうか

ただただ、自分の感覚だけを当たり前に感じて

表現し、味わって、毎瞬【いま、ここ】に存在している。



あぁ、やっぱり、私は頭でっかちだ。

丁寧に生きるって、本当に簡単なことなのに

呼吸と同じく、意識した瞬間に、やりづらくなる。



子供のように、生きてみよう

お腹が空いたら、不機嫌になって

『ご飯食べたい!!』って訴えればいい。


なにか楽しいことがしたくなったら

いつまでも、探し歩けばいい


甘えたくなったら

何も考えず、すり寄ればいい



子供のように、生きてみる

それは、硬くなった大人には

一番効果的な、リハビリだ。

ピアニストになりたいわけじゃない
音がするから、楽しいだけさ

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